エアコンガス回収再生機を導入しました。<(_ _)>
2024年06月02日
どうもです!お世話になっております。
今回は、タイトルのとおり新しい整備機器を導入しました。
いち早くお客様にお伝えしたいと思いましたので、
簡単では御座いますが、紹介させて頂きたいと思います。(^^♪
こちらがその機械です。
画像では大きさが分かりづらいですが、
高さ的に120cmほどあります。
そんなそこそこ大きな機械なのです。
いったい何をするものかと言いますと。
皆さんのお車にも装備されている、エアコンに使う機械となります。
車両のエアコンには現在2種類のフロンガスが使われています。
一方は現在まで主流として利用されてきたR134aと呼ばれるものと、
そして、ハイブリッドカーや電気自動車に主に使われるR1234yf
R12フロンガスに変わってオゾン層の破壊の無いフロンガスとして
長く使われてきていますが、近年では地球温暖化に影響があるとして
そろそろ規制が掛かってきそうです。
そして大気開放しても何の影響もない新フロンR1234yfなのですが、
かなりビックリする価格帯で200gの缶が1個で7,000〜10,000円
と云うとんでもないお話です。
因みにR134aは1本1500円もしません。(-_-;)
そんな事も含めて本題ですが、
昔からあるエアコンガス回収機で回収したガスは再利用することが出来ませんでした。
厳密に云えば再利用すると車側のエアコンサイクルに支障が出る可能性が高いのです。
エアコンが冷えるには今までお話した気体のフロンガスをコンプレッサーで
圧縮して高温にし液化させ、エキスパンションバルブという場所で
今度は気化し、エバポレーターで周りの熱を奪い冷やしています。
これをエアコン作動中はずっと延々と繰り返す訳ですが、
主にコンプレッサーで汚れます。
それはアルミ粉とも言えないオイルに混じれば黒い液体のようになります。
エアコン配管内にはフロンガスと潤滑のオイルが入っていますので、
全てがアルミ製品とコンプレッサーで用いられているゴムで
延々圧縮と作動されていますから、全体に付着していきます。
上手くたどり着く不純物はドライヤーと言われるフィルターのような場所で
取り除かれますが、実際はガスの通る場所の壁面に付着したり、
ガスと共に流れたりする訳なんですよ。
そんなガスは再利用することは出来ません。と、云うことでした。
不純物がね、いっぱい混じってしまうんですよね。
実際に修理で配管まで掃除することが有りますが、
こすったぐらいでは配管内の汚れは取れないですからね。
そんなところに不純物だらけのガスを足すと余計に不具合が出そうです。
なので、エアコン修理すると新品のガスがどうしても必要になります。
これが使えたらいいですよね。
それを可能にしたのが回収再生機なんですよ(^^♪
回収したガスを新品同様にクリーニングする機能が備わっています。
そして何よりも車両に規定量のガスをきっちり導入することが出来る点。
200g缶からゲージマニホールドを利用して手入れするのが
よく見る光景です。
でもこれだと1缶きっちり入れ切る事は出来ません。
車両にガスを入れるには缶にそれなりの圧力が必要なんです。
缶内の容量が減れば圧力は低下し、入れる事が出来ません。
これが全部解決!
今回導入した機械ですと、圧力を掛けて規定量きっちり入れる事が出来ます。
R134aとR1234yfの両方に対応しております!(*^^)v
そして、もう一つ重要なのは、駆動潤滑と圧縮密閉に必要なオイル!
これも規定量が定められていますが、入っている量など分かりませんし、
任意の量を入れようとすると入っているガスを全て抜かなくてはいけませんでした。
今回導入した機械ではこのガスの量も測定出来る上に、
規定量を注入することが出来るんです。(^^♪
どちらのガス仕様にも専用オイルで対応しています。
エアコンの冷えが悪いと感じられた場合、
その殆どがエアコンガスの追加注入で解決するのですが、
その車両にいまどれだけのガスがオイルが残っているのか?
今までお話してきたエアコンサイクルの性質上、
一度ガスを抜き切って新しいガスとオイルを足すのですが、
これが明確に数字として分かって、分解することなく必要な分だけ
追加して入れる事が出来ます。
しかも今まで利用しているガスはクリーニングまでされるので安心ですね。
当然ですが、修理の時もサイクル内に残っていたガスは回収して、
クリーニング!
修理が完了すると、残っていたガスと規定量に必要なガスを入れ、
新しいオイルを規定量注入すると!
なんてすばらしい機械なのでしょう\(^o^)/
これの素晴らしいのは他にもありまして、
その車両のガス漏れチェックも同時に行います。
サイクル内に圧力を掛けた場合と負圧が掛かった場合の
2パターンで確認し、機密の数字として表示してくれます。
操作も全て10インチタッチモニターで行えます。
殆どのメーカー、車種のガス量とオイル量のデーターが
通信機能で最新の状態を維持してくれます。
なので、
エンジンルームのどこかに貼られたシール。
その車両に対して必要なガスの量が記載されています。
でもね、たまに剥がれて無くなってる事もあるんですよ。(;´Д`)
貼ってあってもオイルの量は書かれてません。
それら全てが車両データーに収まっています。
FB系 V60CC D4で選んだ状態がこちら
順番に選んでいくと上の画像のように
ガスが800gでオイルが10gですよって出るんです。
ホース類の接続もサービス開始を押すと順に指示が出ます。
如何でしょう!\(^o^)/
本当にすばらし機械が入りました。
この機械の価格もすばらしいですが・・・(;´Д`A ```
それ以上にお客様のお車に的確な整備がさせて頂けるのは
本当に嬉しいことです。
そして折角導入しましたので、
近々、エアコンガスリフレッシュを目的とした
キャンペーンを開催していたと思っております。
その際には是非ともご利用頂ければと思っております。
話せば短い内容ですが、書くと文章が長くなってしまって、
最後までお読み頂いてありがとうございます。
キャンペーンはこちら
TEL:072−887−3311
FAX:072−887−3312