ウォーターポンプからの水漏れ
2024年04月30日
どうもです。<(_ _)>
今回はエンジン冷却水を循環しラジエーターや
ヒーターなどにも送水しているウォーターポンプです。
エンジンには付いていますが、最近は電動ポンプになっています。
今回お話するのはエンジンの動力で駆動している機械式タイプです。
タイミングベルトで駆動するものと、ドライブベルトで駆動しているのがあります。
5気筒エンジンはずっと同じのを使っていて、
タイミングベルト駆動でしたが、比較的簡単に交換出来ましたね。
漏れた跡がありますが、このタイプです。
V40やBB系V70に初期XC60などの4気筒2,000?モデルは
ドライブベルト駆動で交換も非常にやり易かったですね。
こんなタイプです。
そして、V60などの1,600?エンジンが一番面倒で・・・
ドライブベルトで駆動しているのに、タイミングベルトを外さないと
交換出来ません。(-_-;)
これらウォーターポンプですが、部品の画像をご覧頂くと
ホールプラグが打ち込んであって、その部分から水が漏れているのも
お分かり頂けると思います。
一見はホールプラグが悪いように思ってしまいますが、
このホールプラグは単純に穴を蓋しているだけのもので密閉性は有りません。
実は、この奥にウォーターポンプのシャフトが有って、
シャフトシールが痛むとこの部分から水が出て来ているだけなんです。
たまたまホールプラグ部分から漏れ出て来ない場合は直接シャフトを
伝ってプーリーの裏ぐらいから出て来ますよ。
冷却水が減っていて漏れているところが見当たらないときは、
タイミングベルトカバーに隠れているウォーターポンプが怪しいかもしれません。
エンジンのベルトで駆動されているので、かなり高回転で回転しているのが
想像つきますから、漏れた場合は軸にガタが出ている可能性が高いので
出来るだけ早急に交換されることをお伝えいたします。
TEL:072−887−3311
FAX:072−887−3312