AB系S80にEibachダウンサス装着(^^♪
2023年09月22日
どうもです!
Eibach製ダウンサスの装着です。
そして車両はS80T-6 AWDですが、
今回は車両の紹介ではなく交換の流れ的なお話です。
ノーマルからダウンサスへの入れ替え時に
フロントのアッパーベアリングとマウントは新品に交換します。
手前左がベアリングで右側がアッパーマウントです。
ベアリングケースは樹脂製です。
アッパーマウントの見た目は金属の皿に見えますが、
中央部の出っ張り部分に合成ゴムのブッシュが入っています。
これがヘタると潰れて亀裂が入ります。
新車に近い状態であれば交換の必要はありませんが、
経年と走行距離で判断して足回りの分解時には
同時交換しておくことをおススメします。
それと知らないで作業されるとベアリングを破損させます。
交換工程で破損はまず起こりませんが、
ベアリングの取付角度を誤れば交換後に
ステアリング操作をしたと同時に破損します。
これは樹脂製のベアリングケースに傾斜が付けられてるんです。
ショックアブソーバーを車体に装着した時の角度と
ステアリング操作を行ったときに変化する角度に
合わせて傾斜が付けられているんです。
なので誤った取付角度で装着すると無理な力が加わり破損します。
ショックアブソーバー軸上にコイルスプリングが有ります。
ステアリングホイールを左右に動かせば
このショックアブソーバーも上部に付いたベアリングと
下部はロアアームのボールジョイントを軸に左右に回転します。
コレがストラット式と言われるサスペンション構造になっています。
余談ですが、
現行のV60やV90などは違ってマルチリンク式なので
ステアリングを左右に操作してもショックアブソーバーは
回転せず、画像では手前に見えているブレーキ周辺部分だけが
左右に動く構造になっています。
次はリヤです。
交換前のリヤサスペンションです。
ブレーキの奥に見えるバネ(コイルスプリング)を交換します。
リヤサスペンションは操舵が無いので
フロントのようなベアリングは存在しません。
ショックアブソーバーの軸上にバネが有るのではなく。
それぞれが独立して装着されています。
別体式と言われる構造です。
コイルスプリングは殆どの場合ロアアームと車体の間に
装着される形になります。
ショックアブソーバー軸上にコイルスプリングがある場合は
一体式と呼ばれています。
これの場合の形状はベアリングが無いだけで、
ほぼフロントと同じような形状になります。
Eibach製ダウンサスに交換しました。
ダウンサスの中に見えるのはバンプラバーです。
車高が下がるのに合わせてバンプラバーもカットしています。
AWD車なのでリヤのドライブシャフトも見えますね。
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