どうもです！

今回は珍しいものをご覧頂こうと思います。

とは言え、よい内容ではないのですが(;´Д｀)

ブログでも良くご紹介するエンジンマウント。

何をするものかと言いますと、

名前がそのままですが、エンジンを車体に固定している部品です。

ボルト・ナットで直に車体にエンジンを固定すると、

エンジンの振動が伝わってしまうので、

ゴムにシリコンを注入して作られたエンジンマウントを使って

車体に振動が伝わらないようにエンジンを固定しています。

ですが、こちら経年や使用過程での劣化でヘタリが生じます。

（画像は左が新品・右がヘタって潰れている状態です。）

ゴムに亀裂が入り、内部のシリコンが液漏れし、

構造物が密着して車体に振動が伝わってしまいます。

（画像はミッション側のマウント新旧です。センターのボルトがミッションと接続です。）

ゴムが完全に破損しても、ズレてエンジンが脱落しないようには

作られています。

この画像のタイプで液漏れ亀裂はあっても、

剥離してしまっているものはまず見たことがありません。

ですが・・・

完全に剥離状態です。(￣▽￣;)

こんなのは初めて拝見しました。

プレート部分の４つの穴は車体のボルトに固定されます。

そしてセンターの穴にはボルトでミッションが吊られるような形で固定

これで振動なくエンジン・ミッションが車体に固定されている訳です。

今回のこれは

プレートの中央の大きな穴の分、ミッションが動く訳ですね(~_~;)

それでも脱落しないのはお分かり頂けたと思います。

非常に危険な状態ではあるのですが、

亀裂、液漏れ、ヘタリの状態の時よりも気持ちよく？(;^ω^)フリーなので

振動はほぼ感じる事はありませんでした。

まぁ、この状態に至るまでに凄い振動が有ったまま乗られていたんだと思います。

 

エンジンマウントに不具合が有っても、

中古車でそんな状態のまま初めて乗られた方には分かり難いようですね。

よくオーナー様から「こんなものだと思ってた！」ってお聞きしますから。

交換すると激変ぶりに驚かれるのが定番となっています。

 

現在お乗りのお車で、バイブレーションのような振動が

ステアリングやブレーキペダル。

そして、ダッシュボードやメーター付近を持った時にあれば、

エンジンマウントが交換してくれ〜と、呼びかけているかもしれません。

是非、ワンズまでご相談くださいませ！<(_ _)>

 

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