どうもです！

今回は車の足にあたる部品。

ロアアームの不具合事例をお知らせいたします。

車体とタイヤ・ホイールを繋いで動くサスペンションの一部で、

その中でも軸として非常に重要な部品です。

正式名称はロア・コントロール・アームと言います。

こんな形をしています。

画像の下となる部分がタイヤ側です。

そして画像の上が車体と連結されている部分です。

タイヤ側はステアリング操作で左右にタイヤを動かすので

ボールジョイントがダストブーツに覆われた形をしています。

そして今回の不具合はボールジョイントではなく、

車体側の方になります。

まずは下の画像をご覧ください。

ゴムの塊のようですが完全に亀裂が入って割れているのが分かります。

この部分なのですが、最初の画像で云うところの左上の塊になります。

車体と接続される部分は金属で出来ていますが、内側はこのように

ゴムのブッシュで動くように作られています。

そしてこれが画像のように切れてしまうとタイヤの位置を決めるアライメント

が崩れてしまい。

タイヤの偏摩耗と異音が発生してしまいます。

ハンドリングも悪く、実際にステアリングを握る手に違和感を感じます。

ただ、毎日のようにご自身のお車を乗られていると分かり難いかと思います。

突然大きく変化するもには違和感を感じるでしょうが、

このようなゴムの部品は特に徐々に徐々に悪くなるので

気付かずに乗られている事の方が多いと思います。

今回も車検でご入庫頂いたときに不具合を確認しました。

車両はＣ７０ですが、多少の違いはあれ、大体同じようなカタチで

同じような造りをしています。

ロアアームを外した車体はこの画像のようになります。

ですので、簡単には交換が出来ない部品となります。

でも足回りでは重要な部品となりますので、こう言った場合は

お早めに交換して頂きますようおススメ致します。

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