ハイ！谷口です。<(_ _)>

もうカンペキに春ですね(^^♪

３月から気温の変化が激し日が続いていましたが、

もう寒くなることはさすがにないでしょうね(^-^;

突然寒くなるのが一番こたえるんですよ(;´Д｀)

ただ、毎年のことながら･･･

既に蚊が誕生しています(-_-;)

ちょっとどうでもいい話でしたが、本題です。

 

今日はエンジンの冷却水についてです。

ちょうどこの前にご来店頂いたお客さんに

「クーラントってどうやって換えるんですか？」

「水でもいいんですかね？」なんて伺いました。

まずクーラントの交換ですが、こうやって交換します。

こんなふうに古いクーラントを抜きます。

車両は現行のＶ４０ですよ。

ラジエーターの下部にだいたい排出するための部分があります。

そこにホースの切れ端を接続して飛び散らないようにして抜いています。

古いクーラントが出なくなるまで抜いておわりではなく、

更にエキスパンションタンクから新しいクーラントを１リッターほど入れます。

そうするとエンジン内に残留する古いクーラントを押し出してほぼほぼ抜き出せます。

真水でしてしまうと新しく入れたクーラントの濃度が薄くなってしまうので

私はご入庫頂く車ではこのように作業させて頂いております。

ここで「水ではだめですか？」のお答えにもなるのですが、

クーラントの濃度は指定されている濃度を守ってご利用ください。

なので水ではダメなんです。不凍液と言われますが、ロングライフクーラントは

だたの不凍液ではないのです。

クーラントが循環してエンジンを冷却しているのですが、

循環するには動力が必要なのでエンジンにはウォーターポンプと言われる循環ポンプが

取り付けられております。

船に取り付けられているスクリューを思い浮かべて頂ければ分り易いかもしれませんが、

スクリューが回ると泡立ちますよね。このようにエンジン内に流れるクーラントは

泡立ってしまうとオーバーヒートの原因になりますから泡立ってはダメなのです。

錆びを発生させてもダメですから真水はダメです。

しかも循環させているためのウォーターポンプの潤滑にもクーラントは欠かせませんので

クーラント濃度を守って使用しなければいけないと云うことなんですね。

ワコーズのクーラントブースターって商品があるのですが、

この商品の一番の目玉は気泡を絶たせない為の能力が格段に上がる点です。

冷却効率も上がりますし、クーラント交換の際にはオススメの商品です。

クーラントの能力も使用頻度と共に低下していきますから、車検毎には交換してください！

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