水温センサーの故障です。
2014年02月28日
今ぐらいが、丁度イイ感じ(^^♪
でも、気を付けてくださいね。
ピークは過ぎたようですが、インフルエンザが流行しています(>_<)
谷口です。<(_ _)>
ワンズのスタッフは、インフルエンザ・・・全く掛かっていませんが(^。^)
小中学校では学年閉鎖だとか起こっているようです。
高熱で大変なのが、一番イヤですよね。
話は変わりますが、今度はエンジンのお話^^;
エンジンも高熱になりますが、冷却水のクーラントで冷やす水冷式です。
大部分としては、エンジンに付くサーモスタットと車両前方に付く
ラジエーターで冷却水が冷えるようになっています。
冷やす部分はラジエーターですが、サーモスタットでラジエーターに
送る冷却水の量を制御しています。
サーモスタットが無ければ、ラジエーターに冷却水が留まらない為、
冷やす間もなくラジエーターを抜けていってしまいます^^;
大型で冷却効率の高いスペシャルなラジエーターなら、
問題ないのでしょうが・・・ まぁ冷えすぎも問題ですけど^^;
ただ、最近のダウンサイジングされた小排気量、高圧縮エンジンでは
結構な高温に制御されております。
ですから、一昔前の考えで低温開弁のサーモスタットに換えるとパワーダウン
なんて事になります(^。^)
冷却に必要なのがラジエーターファンですが、殆どの車両が電動ファンですね。
ファンを回すか回さないか、また回すなら何回転で・・・
ってな具合で、こちらもコンピューター制御なんです。
当然、大電流を消費しますから、途中にリレーやユニット、ヒューズは付いています。
でも、制御しているのはコンピューターです。
そして、この制御をするための情報を水温センサーから貰っています。
ですから、水温センサーが何らかの故障を起こすと、オーバーヒートを
防ぐため、コンピューターからの制御で電動ファンを回しっ放しにします^^;
実際、かなりの大電流を消費しますから、バッテリーには厳しいです(>_<)
そして、エンジンを切ってからも、しばらく電動ファンは回り続けますよ。
これは、放置しておくとバッテリーが直ぐに上がってしまいます(-_-;)
最近では水温計なんかが付いていない車も多くなってきております。
真冬に走行していて電動ファンが回りっ放しは要注意。
エンジンを切ってから、電動ファンが回り続けていて、ラジエーターの
アッパーホースを触っても熱くないなら完全に異常です(>_<)
水温センサーの故障は、ショートや断線などではエラー表示が出ますが、
稀に水温情報を誤ってコンピューターに流す壊れ方をすることがあります。
分かり易いですが、悪い言い方をするとボケている状態。
これは、コンピューター自体が水温センサーの異常を検出出来ない症状です。
ですので、エラー表示はされません(>_<)
ダイアグでもエラー表示はありませんよ。
逆に低い側でこれが起こると・・・オーバーヒートしてしまいます。
電動ファンが回りませんからね(-_-;)
これは非常に厄介です。
水温計の有る車は、走行中もたまにはチェックしてくださいね。
そこそこ走っているのに水温計の針が低過ぎるのは、車がおくる信号です。
そして、朝一でエンジン掛けて、10〜15秒経ってから電動ファンが
高速回転しだすのも異常ですからね。
早めに気付いて修理された方が絶対に出費は抑えれますから、
バッテリーまで、ダメになってしまいますからね。
お気付きになれば、ワンズまでご相談くださいませ<(_ _)>
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