交換時期です!
2011年07月05日
今日は各地でゲリラ豪雨が発生したようで、大変な事になっていますね。
蒸し暑い時に積乱雲が発生すると、局地的大雨になるようです。
この時には、落雷や竜巻などにも注意が必要なようです。
お出掛け中に、デッカイ雲が出来ていたら気を付けてくださいね。
今回は、車検でお預かりさせて頂いております、Oさまの98’?70?から、
ブレーキホースを交換させて頂くにあたっての状況をご覧頂きます。
ホースを保護しているゴムに無数の亀裂が発生しています。
ちょっと見難いですね^^;
でも、亀裂が入っているのが、確認して頂けると思います。
これが酷くなると・・・
こんな状態にさけてしまいます。
この裂けてしまったゴムの中には、非常に細いホースが有りまして、
膨張を抑えるメッシュホースで覆われております。
メッシュホースと言いましても、化学繊維で作られたものです。
そして、裂けてしまっているゴムホース部分は、保護だけでなく、この
膨張を抑えるのにも一役駆っております。
ですので、一部が裂けてしまうと膨張を抑える力が、その部分だけ極端に
弱くなり、至っては中にあるホースが裂けてしまうんです(+_+)
ゴムに亀裂が発生するずっと前に、メッシュのホース部分は伸びてしまっています^^;
現状では、ブレーキフルードの洩れやニジミはありませんが、近いうちに
洩れて来るでしょう。洩れればブレーキの制動力は著しく低下します。
実際には、ほぼ効かない状態になりますので、非常に危険です。
ブレーキホースは純正タイプもステンメッシュタイプも中身は同じようなものですが、
表面がステンレスのメッシュで覆われている為、純正タイプとは比べ
ものにならないほど、膨張しないのでペダルタッチが非常にカッチリします。
ただ、ブレーキのマスターバックでカッチリ感がボヤけて、ストロークが
短くなっただけのような感じになる事もありますので、
「メッシュホース入ってるのに自分のは、カッチリ感が無い!!」
と、思われても心配される事は御座いませんので安心してください。
新しい車ほど、マスターバックの性能が向上していますので、
ペダル操作が軽く、踏み応えの無いような感じになっています。
「効きませ〜ん!」は、また別の話になりますが・・・^^;
純正タイプのブレーキホースは亀裂が入る頃が交換時期です。
実際は、車を毎日ご使用される方で、2〜3年ぐらいで、メッシュが伸びて、
膨張率が上がって来ます。それでも亀裂が入る頃まで
使い続けることは可能ですが、
ペダルタッチに不満があるようでしたら交換をオススメします(^^♪
ステンメッシュタイプはカシメ部分からニジミが出たら即交換です!
このタイプは、前置きなしに突然やって来ますので、ご心配なら
4〜5年ぐらいでの交換をオススメ致します(^^♪
純正タイプもステンメッシュタイプもステアリングを切ったり、ショックが
ストロークした時には、カシメ部分付近に一番テンションが掛かります。
なので、不具合が出るのは、この部分からです。
10年以上交換された覚えの無いお車は、そろそろ交換をオススメ致します!
車は、やっぱりブレーキが大切です。交換のご相談はワンズまで、
宜しくお願い致します\(^o^)/
VOLVO専門店 ワンズコーポレーション
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