V50エンジン冷却水漏れ( ̄▽ ̄;)
2021年02月04日
どうもです!谷口です。<(_ _)>
今回も水漏れですね。
こういうのって続きます。(;^ω^)
車両はV50の2.0L4気筒エンジンです。
画像の中央部で白くなった跡がありますよね。
この辺一帯に水漏れの跡がありミッション上部に水溜まりがあります。
これを見たときはヒーターホースかと思っていたのですが、
色々とバラしていかないと分かりませんでしたのでバラします。
バラして分かりました!
水を入れてみるとエキスパンションタンクの水は勢いよく減り、
予想もしていない部分から水が漏れ出て来ます。
何だかエンジンオイルが漏れ出てる跡もありますね・・・
水が湧き出てポッコリなってるのがお分かり頂けますか?
この部品が犯人でした。
黒い樹脂製部品は冷却水の流れを4方向に分けてるアダプターです。
シリンダーヘッドに固定されている部分のパッキンが画像のように
変形してしまっていました。(~_~;)
普通はこうはならないのでパッキンが変形してしまった原因があります。
それはシリンダーヘッドのカムカバーからのエンジンオイル漏れです。
上の画像はスパークプラグが付いている部分です。
スパークプラグが全く見えませんよね。(-_-;)
エンジンオイルが溜まっています。
オイルは絶縁性が高いので電気を通しませんから
エンジンに不調が出ないのでオーナーさんが見つけるのは難しいと思います。
これが水なら即エンジン不調が発生しますよ。
オイル漏れはカムカバーパッキンがダメになっています。
これも交換しないとまた同じ事が起こってしまいますので、
交換させて頂きました。
今回のケースはかなりレアだとは思いますが、
エンジンの仕様によっては、このようなオイル漏れが原因で
冷却水の部品がダメになってしまい、水漏れが発生してしまった修理でした。
場所によってはオイル漏れ修理を早急にする必要がある事を
忘れないで頂きたいと思います。
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