850のエアコン修理
2020年06月27日
どうもです!谷口です。<(_ _)>
今回は850の修理です!
近頃はめっきり台数も減って参りました。
乗っておられるオーナー様は本当にこの車が好きな方ばかりです(^^♪
バッテリーが3日ほど置いておくと上がるっていうのと、
エアコンが効かない・・・(;´Д`)
そんなのでお預かりさせて頂きました。
バッテリーは850でよくあったヤツです。
グローブボックスに付いてる照明が
点灯しっぱなしになってしまうのが原因でした。
ダッシュボード自体が劣化で色んな所が割れていたりするんですよね。
グローブボックスの照明スイッチの固定している部分が割れて
スイッチを切ることが出来なくなっていました。
修理しても良いのですが、不安が残るので照明球を抜いて対応しました。
まぁ、これは良かった?(;^ω^)のですが・・・
エアコンがね。
エバポレーターからのガス漏れです。
オーナー様、直したいとの事ですので、このようになりました。
(;´Д`A ```
そして・・・
これが取り出した室内エアコンの一式です。( ̄▽ ̄;)
ご家庭でいう所の室内機にあたりますね。
車に付いているので形が非常に歪でしょ。
右側の丸く空いてる部分にはブロアーファンが入っています。
四角に空いてる部分は運転席と助手席とデフロスターなどに風を吹き出すところ。
その下にある丸い筒型の2つはリヤ足元に吹き出す場所です。
内側には開閉する扉がありまして、この扉の位置で風の吹き出し場所を変えています。
そしてそのまだ下の変な形のホースが付いてる部分にヒーターコアがあります。
では、今回の主役エバポレーターは何処にあるのでしょうか?
実は画像のEって書かれている内側にあります。(^_^;)
これをばらして中身を出すと。
これがエバポレーター・・・汚いです。(-_-;)
エアコンのポーレンフィルターがありませんので、ブロアーファンが
送った風と一緒にこのようなゴミが溜まってしまいます。
外気導入側にフィルターは付けれますが、室内のホコリは防げません。
SB系以降の車両はエアコンフィルターが有るので、
エバポレーターはこんな状態にはなりません。
ですが、フィルターはこんな状態になります。
話を戻しますが、
エバポレーターの濃く黒い部分がお分かり頂けますか?
この濃く黒い部分がガス漏れ箇所です。(;´Д`)
エアコンにはエアコンガスが必要なんですが、ガスには潤滑性能は無いので
オイルも一緒に入れられています。
そのオイルが付着した部分が濡れたように黒くなっています。
表面側で漏れていればもっと分かり易いのですが、内側で数箇所から漏れています。
かなり小さな穴なので一気に漏れ出す事は無かったようです。
これを交換するのにここまで分解しないといけないのは
本当に困りますねぇ(;^ω^)
ここだけ交換しても仕方ないので、関連部品も一通り同時交換させて頂きました。
そして割れてるダッシュボードも簡易的ですが修理と補強をさせて頂きました。
そしてこれが修理完了後なんですが、修理前と言っても分かりませんね( ̄▽ ̄;)
現在は快適にご利用頂いております。(^^♪
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