タイミングベルト交換
2018年05月14日
谷口です。<(_ _)>
今日は、昨日と打って変わって暑いぐらいの1日でしたね。
昨日にこの晴天があればと、悔やまれます。
さて、今回はタイミングベルトの交換です。
この作業、今までは8B系とSB系がメインだったのですが、
月日の流れで車種が増えてきましたね(^-^;
エンジンも長きに渡って使われてきた5気筒エンジンも
今では作られることも無くなってしまいました。
タイミングベルトの交換は4・6気筒の偶数気筒エンジンに比べ
カムシャフトを固定しなくてもタイミングベルト交換できる
5気筒エンジンは谷口好きでした。(*´з`)
さて、タイミングベルトはナゼ交換しないといけないのでしょう・・・
そもそもタイミングベルトって何ぞ?
って、ことにもなるかもしれませんね。
知らないものを交換するのも納得出来ないかもしれませんね。
タイミングベルトとはエンジンが動いてくれる為に必要なベルトです。
かんたんに言いますと燃料の燃焼により出力している部品にクランクシャフトがあります。
そして、燃料や空気を吸い込む為に回るインテークカムシャフト
燃焼したあとの排気ガスを出すために回るエキゾーストカムシャフトがあります。
この3本のシャフトを繋いでいるのがタイミングベルトです。
ですので、このベルトに不具合が生じるとエンジンが動いてくれません。(^-^;
では、タイミングベルトはどれくらいの大変な状況にあるのか?です。
別に3本のシャフトを回しているだけならイイじゃない?って思いますものね。
単純にエンジンの回転計ってあるじゃないすか、メーターにrpm×1000とか書かれてる方です。
だいたい普段普通にのんびり走っていると3〜4を針が指していると思います。
これって4を指しているなら1分間にクランクシャフトが4000回転します!って事です。
ヤバイでしょ?! 1分間に4000回転ですよ!
実はこのクランクシャフトが2本のカムシャフトを回しています。
それだけタイミングベルトに力が掛かっているということです。
本当に簡単な説明ですが、タイミングベルトは大変で重要なんです(^-^;
なので、交換の年月と走行距離が指定されています。
そして、もう一つ大切なのがベルトの駆動を支えるベアリング達です。
このベアリングは恐ろしい程の回転です。
クランクシャフトやカムシャフトの比ではありません。
タイミングベルトが切れた!なんて話を聞かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
ベアリングがダメになってベルトが切れた方が辻褄が合います。
なかにはタイミングベルトのコグが剥離するってこともありますがね。
しかしながら、タイミングベルト以上にベアリングの交換も重要なのです。
ベアリングは一定方向から常に力が掛かっていますので、異音なども出にくく
ベルトのカバーを開けることも少ないので事前の発見などは非常に稀です。
タイミングベルトとベアリングは必ずセットで期間と距離を重視して交換してくださいね。
また、何か不明な点やこれはどういうこと?などあれば
ご来店の時に谷口に聞いてください(^^♪
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