レベルゲージが抜ける(-_-;)
2016年05月06日
谷口です。<(_ _)>
V70?で起こった事です。
エンジンオイルの交換サイクルが悪いと、
こんな事が起こってしまうんですね(-_-;)
谷口も初めて拝見させて頂きました。(^-^;
何が起こったかと言うと・・・
走行中にエンジンオイルのレベルゲージが飛び出す!
皆様もご存じかと思いますが、エンジンオイル量を見る為に
設けられたステンレス製のベロベロ〜と、したモノです。
取っ手に赤や黄色の樹脂が付いてるやつですが、
ボンネットを開ける度に飛び出してるんですね。^^;
二次吸気も発生しますから、エンジンチェックも点灯します。
このレベルゲージ。
シリンダーから直接、オイルの溜まるオイルパンに達しています。
レベルゲージが抜けてしまうと言うことは、
異常なほどシリンダー内の圧力が高くなっています。
原因は大まかに二通りで、ピストンリングなどの激しい摩耗で
異常なまでにシリンダー内圧が上がるか、
ブローバイのクーリングが出来ていないか。
前者は、エンジンの稼働にかなりの不調がでますので、
ちょっと考え難いですね。
アイドリングでは不調は見られませんし、レベルゲージが
抜けなければ、問題なく走行出来ます。
多分、これはブローバイのクーリングに問題があると思います。
エンジンオイルも真っ黒で、何やらつぶつぶ入りです。^^;
オイルセパレーターかホースやパイプが詰まっているはず・・・
バラさないと確認出来ませんので、交換前提で作業を開始!
インマニを外してからが本番です。
そしてセパレータータンクを取ると、
(-_-;)
完全に穴が塞がっています・・・
セパレータータンク内も戻れなくなったオイルで満タンでした。
詰まりをキレイに取り除くと、このように!
インマニを外すので、序でにインテークポートやバルブも洗浄
汚れていますね。
こんなにキレイになりました。(^^♪
当然、ブローバイ経路も一式交換!
これでレベルゲージの飛び抜けもなくなりました(^^♪
エンジンオイルには洗浄作用もあります。
エンジンを始動した途端に、燃焼と共に未燃焼となった
ブローバイガスも発生します。
このブローバイガスには色んなものが混じっています。
だいたいは汚れの元です^^;
この汚れをエンジンオイルは潤滑だけでなく、キャッチしてくれます。
浄化する訳ではありませんよ。
とりあえず預かってくれるだけです。
そして使用を続けると、どんどんエンジンオイルも浸食されて
いくので、定期的に交換するんですね。
これを交換しないで、そのまま使い続けると
エンジンオイルまでもが汚れとなり、粘度が上がり
ドロドロとなって、固くなって詰まります。^^;
他にも色々と悪さをしますよ〜!
多走行になったお車ほど、早め早めのオイル交換をオススメします!
オイルがキレイな間は、洗浄効果も高いです!
今回の作業と部品代は、かなりお値段が張ります^^;
定期的なメンテナンスで永く快適にお乗り頂けますよ(^^♪
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