エンジンアイドリング不調
2016年01月29日
気が付けば・・・なんと、2016年1月も終わろうとΣ(・ω・ノ)ノ!
早いですね^^; アッという間です。( ゜Д゜)
昨年末より開催させて頂いておりますキャンペーン!
沢山のご来店、誠に有難う御座います<(_ _)>
そして、このキャンペーンでは50項目に及ぶ無料点検も
させて頂いているのですが、
なかなか傷みの激しい部分が浮き彫りになってしまいました^^;
走行距離も経年数も10年オーバーが当たり前となった
SB系V70(285) 04モデル以降に初期モデルでは無かった
部分に傷みが多発しております(-_-;)
それはブローバイホースなんですが、
完全にこのような状態に・・・
ちょっと見た目では分り難いですよ。
ホラ?!
この画像だと、まさか分裂してるなんて思わないでしょ^^;
以前からブローバイについてはお話ししていますが、
ガソリンを燃焼して稼働しているエンジン・・・
全てのガソリンが燃焼している訳では御座いません(-_-;)
スパークプラグで火種を付けて、ボンッ!と、爆発した勢いに
ピストンとシリンダーの間から押されて抜ける未燃焼となった
混合気、これがブローバイガスなのですね。
ブローバイガスは行き場を無くす訳ではなく、クランクケース
へ圧力を保ったまま溜まります。
圧力が上がり過ぎると、オイルのレベルゲージやオイルシール
が飛び出してしまうので、これをベンチレーションする機構が
エンジンには備わっております(^^)
この機構を利用してブローバイガスも再燃焼させていますよ。
さて、話は戻りますが・・・
このベンチレーション機構の一部が
先ほどのこのホース
ブローバイガスの通り道なんですね。
04モデル後半ぐらいからこの形状のホースが使われています。
以前のモノは画像で見られるホースの蛇腹部分がないものが
使われていました。
この蛇腹が悪さをするんです。経年劣化で効果すると、エンジン
の振動でご覧のようにポッキリと(-_-;)
大気解放状態ですが、それだけでは済まないんですよね(-_-;)
再燃焼させる為にインテークマニホールドと繋がっています。
正常な状態ではエンジンが吸う空気はエアークリーナーから
エアマスセンサーを通って、ターボならタービンから
インタークーラーを経てスロットルバルブのあるインマニへ
NAならそのままスロットルバルブです。
が、ブローバイの通り道が開いていると、ここからも空気を
吸ってしまいます!これはエアマスセンサーを通っていない
空気ですので、車が確認出来ている空気の量とは違いが出ます。
この事によって、アイドリングの不調や走行中の息継ぎ最悪は
エンストなんかをおこしてしまいます。
ただ、症状が出ても「アレ?直っちゃった?!」って事も?
これはですね、現在の車も黙ってはいてないんです(^-^;
排気ガスを検出して、なんとか走れるように学習を繰り返して
あーでもない、こーでもないと頑張ってくれてるんですね。
だから、直ったと思っても以前より悪化したりします。
そう!突然起こってしまうんです!!
結果的に二次的な不具合も発症したりして、
余計な出費がかさんでしまったりします(-_-;)
例えば、高額なO2センサーなどです。
自ら排出する異常な排気ガスにヤラれていまいます。
なので早いうちに修理してください\(^o^)/
新しいホースは、何を隠そう旧ホース^^;
以前の蛇腹の無いホースに代わっています。
しかしながら、たったこれだけで車は息を吹き返し元気に
オーナー様をまた乗せて走ってくれます(^^)v
是非、ご相談くださいませ<(_ _)>
そして、ワンズメンバー様は是非、今回のキャンペーンを
ご活用くださいませ\(^o^)/
TEL:072−887−3311
FAX:072−887−3312
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