タイミングベルト(^。^)
2013年10月29日
今日も、うっとおしい感じのお天気でしたね^^;
肌寒いし・・・やっぱり20℃を下回るとダメですね(>_<)
明日は、大丈夫そうですよ(^^♪
ちょっと気温も上がりますしね(^。^)
谷口です。<(_ _)>
ワンズでの最近流行りはタイミングベルト・・・^^;
この間もV50をご紹介しましたが、年数経過で交換する場合が多いです。
車検だと、どうしても年式が同じだったりしますから、作業が重なるんですね。
で、今回はタイミングベルトのお話を・・・
では、このタイミングベルト何をするものかといいますと、
4サイクルレシプロエンジンの燃焼過程で吸入→圧縮→燃焼→排気
を繰り返しています。
この吸入や排気をする為にインテークバルブとエキゾーストバルブが
開いたり、閉じたりしています。
このバルブを作動しているのがカムシャフトと言われるものです。
このカムシャフトをクランクシャフトの回転を利用して駆動させる為に
設けられているのが、タイミングベルトです。(^^♪
コグベルトと言って、歯型の付いたベルトですよ。
タイミングベルトには以前のタイミングチェーンに比べて、
いろいろと利点がありました。過去形ですが^^;
部品として安価であり、潤滑が不要。
そして、従来のチェーン比べ、ピッチ設定の自由度が高い上、軽量!
しかも、チェーンに比べてとっても静かである。と、言うことです。
これとは反面、定期的な交換が必要なのと、ベルトの幅があるので
エンジンのコンパクト化には向かない事や、オイルとは遮断する必要があり、
エンジンのブローバイラインやオイルラインを別で設計する必要があります。
そして、トルク変動や経年劣化により伸縮するので、厳密には
バルブタイミングが刻々と変化します。
一番厄介なのが予兆なく切れる事がある!と、言うことです。
エンジン内部の回転抵抗が増えれば、タイミングベルトにも負担が掛かります。
エンジンオイルやクーラントの劣化はベルトに負担が掛かっていると言うことです^^;
今では、タイミングベルトの利点を兼ね備えたチェーンが開発され、
タイミングベルトは現在の新型車には、ほぼ使用されなくなりました。
それはですね・・・
チェーンを使うことによって、エンジンのサイズも小さく出来ます。
ベルトの幅だけでなく、余計なブローバイラインやオイルラインを省く
事が出来ますからね。
絶対的な耐久性に不安のあるタイミングベルトよりチェーンの方が
遥かにいい訳です。
でも、絶対的な耐久性のあるタイミングベルトならこちらの方が◎
欧州車では、油中で使える出来るベルトが使用され、従来のベルトに
比べて高い耐久性を持ち、チェーンに比べ摩擦損失が少なく省燃費性
に有利なので、またベルトに回帰している例もあります。
そんな役割のタイミングベルトですが!
どちらにしても、日頃のメンテナンスが大切なんですね(^^♪
タイミングベルト・・・オイルもクーラントも(^^♪
交換時期は放置せずに、是非交換をお願いします。
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