カムシャフトシール交換!!
2013年04月04日
昨日は関東方面で、もの凄い嵐のような状態でしたね。
ニュースで見てビックリしました(@_@;)
関西も午前中は激しい雷雨が・・・と、言われてましたが^^;
少し風が強く吹くときがあるぐらいでしたね。
季節の変わり目でも、最近はやっぱり異常気象です。
今年の夏は、いったいどうなるんでしょうか?(>_<)
谷口です。<(_ _)>
エンジン始動不能状態で、ご入庫頂きましたV70?R
M様のお車。
初爆が全くない状態で、生ガス臭い状態です。
フューエルポンプは作動しているようで、確認するとスパークプラグが
点火していないようです。
点検してみると、カムポジションセンサーの信号がありません。
99’s以降のエンジンはカムポジションセンサーが見えないんですよね(>_<)
なので、インテークパイプやトルクアームマウントなんかを取っていくと・・・
漏れ跡がありますね・・・
この時は、こんなもの凄い事になってるとは、思わなかったのですが、
カムポジを外したとたんに滝のようにオイルが出てきました(@_@;)
この後、画像がありません(>_<)
あまりの状態に写真を撮っているどころではなかったのです^^;
カムポジの中がオイルで満たされていたようでして、
カムシャフトシールがほぼ抜けていました。
硬化して外周のシール部分が痩せてしまったようです。
なので、抜くには苦労しませんでしたが^^;
新品のオイルシールに交換して、カムポジを洗浄したところエンジンが
元気良く始動しました(^^♪
ターボ付きの場合、ブローバイの影響やオイルリターンパイプからの
オイル漏れでターボがオイルまみれになっている事がありますから
見間違い易い部分です。
ヘッドガスケットから漏れているようにも見えたりしますが、
カムシャフトリヤシールからオイル漏れしている事が多々御座います。
今まで、多少は交換を引き延ばしても・・・と、思っていましたが^^;
今回は良い勉強をさせて頂きました。
にじみ程度に見えても、密着が良い状態なら流れるようには漏れて
こない事が分かりました(>_<)
今後、このような状態でにじみを発見いたしましたら、交換をオススメ
しますので、
出来るだけ速やかに交換をして頂ければと思います。
ターボ車は、シリンダー内の圧力も過給状態で上がりますので、
カムシャフトシールからのオイル漏れも多いようですね。
修理・車検・点検のご相談もワンズまで!!
宜しくお願い致します<(_ _)>
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