オイルフィラーキャップ?!
2011年01月23日
谷口です。
何か、意味不明タイトルですが、実は大事な部品です。
オイルフィラーキャップに付いているパッキンなんですけど、
当店で、オイル交換や点検車検の時なんかには劣化が見られると
交換をオススメしている部品のひとつです。
ボルボのエンジンにはブローバイガス(未燃焼ガス)を循環させる
機構はあるんですが、強制では無く自然吸気なんですよね。
俗に云うところのシールドタイプです。
わかり辛いですかね・・・
車のエンジンにはよくPCV(Positive Crankcase Ventilation valve)
って物が付いてるんですが、これにより常時ブローバイガスがクラン
クケースから除去され続けることによってエンジンオイルの劣化が発
生しにくくなり、クランクケース内が大気圧よりも低い気圧で有り続け
ることでポンピングロスも減り、燃費向上にも貢献するんですが・・・
これをクローズタイプと言います。
でも、何故か付いてないのです。ボルボ(ーー;)
話は戻りますが、オイルフィラーキャップのパッキンが痛んでいると
暖機中のアイドリングが一番ブローバイガスが発生し易いんですが、
他にもクランクケース内の圧力が大気圧より上昇しやすいターボ車
での過給時はエンジン内がパンパン状態ですから、オイルがニジミ
出てくるんですね。
大事な部品でしょ。(^_-)-☆
定期的に交換しましょう!また、オイルレベルゲージのOリングも
同様に交換が必要です。
オイルフィラー部がオイルでベタベタの方は、
急いでワンズへどうぞ!!
VOLVO専門店 ワンズコーポレーション
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